屋根診断士がまるっと解説！雨漏りの原因①【修理篇】

こんにちは！サンワ瓦工業のサンワ君です！

台風の季節がやってきたけど、みんなのお家の屋根は大丈夫かい？雨漏りなんかしてないかい？

雨漏りといっても色々原因があるんだが、そのひとつを紹介するよ。

今回のお客様は瓦が破損していたり、漆喰が気になるとお電話をいただき、屋根の点検をしたんだ。

瓦の材質は陶器瓦の釉薬和型。釉薬という薬を塗って色を焼き付けているタイプの瓦だよ。緑の他にも青い屋根瓦もよくみかけるね。

点検すると、谷板に穴が開いていることが判明。

昔の谷板は銅板を使っていたので、酸性雨や経年劣化で穴が開くこともしばしば。特に谷と呼ばれる部分は屋根の雨水が集まってくる場所なので雨漏りの原因になることが多いんだ。

雨漏りを止める修理工事として谷板の入替を提案したよ。

①まず谷板の周りの瓦を一部撤去して、古い銅板を外す。

②谷板の下地としてアスファルトルーフィングをしくよ。これは防水効果がある資材なので、瓦の下には必ず使われているんだ。

③新しいガルバリウム鋼板の谷板を設置し、周りの瓦を戻すよ。今回のお家は土葺きの屋根なので、釘で止めることはできないから、シルガードとういう粘土質な材料で瓦と瓦をとめるんだ。

瓦を元の位置に戻して完成。

小さな穴でも雨水が集まってくる場所だと大変なことになることも！天井のシミや瓦の破損がきになったらとにかく信用のおける業者での点検が大切だよ！！

気になる方はお気軽にサンワ君にお問い合わせを！